被災地ボランティアレポート

平成30年7月豪雨災害ボランティアバスで活動中

2018年12月22日(土)に「平成30年7月豪雨災害」で大きな浸水被害があった
岡山県倉敷市真備町に、被災地NGO協働センター様と協働でボランティアバスを派遣しました。

2018年8月10日(金)に引き続き、今回で2度目の派遣となります。ボランティアバスの運行費用は、7~8月にかけて実施していました「平成30年7月豪雨災害緊急募金」の一部を使用し、コープこうべの役員・職員など、総勢14人がボランティア活動に参加しました。

被災地の状況

一見すると、がれきはほとんど撤去され、前回訪問時より格段に復旧しているように感じましたが、5か月以上たった今でも、被災された住宅のほとんどが当時の状態のままで、時間が止まってしまったかのようでした。

ボランティア活動内容

今回はNPO法人「岡山マインドこころ」様の作業所でボランティア活動を実施しました。この作業所は精神障がい者を対象に、社会参加の機会と社会復帰を促すための重要な就労施設で、昨年5月に開設されたばかりでした。
活動内容として、まず男性は脚立に上り、天井ボードの留め金等撤去、女性は施設2階などの床拭きなどを行いました。

午後からは施設のドア等の解体作業、真備町近辺で陶器、プラスチックなどのごみ回収の2グループに分かれて作業を行いました。ごみ回収グループでは2時間弱の作業でしたが、土嚢20袋分のごみが回収できました。
当日は雨の影響で足元が悪く、予定していた作業は行えませんでしたが、岡山マインドこころ代表理事の多田さんより、温かい感謝のお言葉を頂きました。

今後について

今回、岡山県倉敷市真備町で2度目のボランティア活動を実施しましたが、倉敷市では現在でも多くのボランティアを求めている状況で、まだまだ継続的な支援が必要であると思います。
コープこうべでは、「平成30年7月豪雨災害緊急募金」の一部を独自の支援に使用していくことを決定しています。皆様にご協力いただいた募金を有効活用していくため、今後も数回程度、ボランティアバスの派遣を検討し、全力で被災地支援を行って参ります。