やさしさをチカラに

【令和6年 能登半島地震緊急募金】使途のご報告③(へいなんこども食堂)

2024.11.18

2024年1月1日に発生した能登半島地震に対して、店舗や宅配『めーむ』で「令和6年 能登半島地震緊急募金」へのご協力を呼びかけ、組合員の皆様から多くのご厚意をお寄せいただきました。ありがとうございました。

こちらのページでは、お寄せいただいた募金の寄付先・使途についてご報告をしていきます。

【寄付先団体】 へいなんこども食堂(兵庫県西宮市)(Facebook 団体ページ)

【寄付金額】  1,000,000 円

【団体紹介】

食を通して気軽にみんなが集える「居場所」が出来ればとの想いで2018年に活動をスタートしました。しかしコロナ禍により一同に会してのこども食堂の開催が困難になり、2020年6月より金曜日にお弁当の無料配布、月に1度、食材提供(フードパントリー)、また月に1回、神戸女学院大学と協力して「おべんきょう会」(学習支援)や季節ごとのイベントなどを開催しています。市内でこども食堂の立ち上げ相談や、寄付の取りまとめをし、普及促進・継続支援にも力を入れています。

【能登半島地震に関する支援活動】

今回緊急募金を活用させていただき、「へいなんこども食堂」とコープこうべで協働して、石川県輪島市へ下記日程で炊き出しを行いました。

【日程】

4/9〜4/11 [現地活動日:4/10]

5/11〜5/13 [現地活動日:5/12]

6/4〜6/6  [現地活動日:6/5]

7/2〜7/4  [現地活動日:7/3]

【当日の活動状況】

炊き出しに入る現場では、まだ水が通っていない場所が多々あります。被災地支援に行って、かえって迷惑にならないように全ての物品や水も持ち込み「自己完結型」を心がけています。またマッサージボランティアにも入らせていただきました。避難所にマッサージに入ってもらうことは初めてだと凄く喜んでいただきました。

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※夕陽ヶ丘防災拠点施設駐車場にて200食分の炊き出し準備中

今回、炊き出しを行った地域は近隣で大規模な土砂崩れがあり暫く立ち入り禁止区域になっていた地域でした。水や電気も使えなかったため、支援が届かず今回、初めて炊き出しに入ることができました。近所の方と連絡をとることもできない状況で、ようやく人が戻り始めた地域です。食が地域を繋ぐ役割をしています。1食1食を丁寧に届けたいと思います。

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※沖崎様宅駐車場にて200食分の炊き出し

「日が経つにつれて、みんなの記憶から輪島市の地震がなくなることが悲しい。」というお話を聞きました。確かに目に見えた復興は少しづつ進んでいますが、心の復興はまだまだ時間がかかります。少しでも被災地の方に寄り添い、助け合っていけたらと思います。

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引き続き、コープこうべ組合員のみなさまからお寄せいただいた緊急募金の寄付先・使途のご報告をこちらのページに掲載予定にしています。

(各寄付先団体の記事をアップ次第、下記にリンクを更新していきます)

一般社団法人 神戸国際支縁機構

・にしのみや若者応援BANK

・認定NPO法人 日本災害救援ボランティアネットワーク

・被災地NGO恊働センター

・神戸市社会福祉協議会有志グループ

兵庫県社会福祉協議会ひょうごボランタリープラザ

・へいなんこども食堂

・コープ被災地支援センター

・日本生活協同組合連合会