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【ハート基金】2023年度上半期拠出先のご報告②

2023.12.06

ハート基金運営員会では、災害発生時に情報収集・被害状況の把握、拠出の検討を行い、組合員のみなさんからお寄せいただいた募金を、被災地へいち早くお届けしました。

2023年度上半期拠出先のご報告②です。

③6月29日からの大雨被害

2023年6月29日から梅雨前線の影響により広域で猛烈な雨や非常に激しい雨が続き、7月に入ってからも各地で大雨被害が発生、被害の大きかった各市町村でボランティアセンターが開設されました。

ハート基金からは、災害ボランティアセンターが開設された各県社協からヒアリングした被害状況や支援ニーズを元に、下記内容の拠出を決定し、活用いただきました。

6月末からの大雨被害への拠出一覧.png山口県社協の使途②.png山口県社協の使途.png
※写真:サーキュレーターで、浸水被害宅の床下を乾燥している様子(山口県)

④トルコと日本の学生ボランティア交流(2023年2月トルコ・シリア地震に対する中長期支援)

平時からコープこうべとつながりがあるCODE海外災害援助市民センターでは、現地派遣に同行した学生スタッフが、継続的なボランティアや被害状況の情報交換を行う中で「長期的な支援が必要であるが、被災地への関心や報道が減っている状況」や「若者だからできるボランティアの在り方について考える必要性」という問題意識を共有し、災害が多い国の若者同士で学び合い、長期的なボランティアの在り方について考える「トルコと日本の学生ボランティア交流」プロジェクトを企画し、1019日から26日の期間で開催しました。

ハート基金からは、CODE海外災害援助市民センターへ150万円の拠出を決定し、1人でも多く日本の学生ボランティアがこのプロジェクトに参加できるように、被災地への渡航費、現地での宿泊・交通費、通信費等の支援人材派遣や資機材の購入に要する経費等に活用いただきました。

日本に戻ってからも、オンラインでの報告会を開催され、多くの方に被災地の現状や交流を通して感じた学生の想いを報告しました。

CODE海外災害援助市民センターのHPはこちら

「若者が見た被災地」報告会のチラシ.jpg※写真:11/12に開催したオンライン報告会のチラシ

※【ハート基金】2023年度上半期拠出先のご報告③に続きます。