やさしさをチカラに

【ミャンマー地震緊急募金】寄付先団体のご報告① <CODE海外災害援助市民センター>

2025.09.08

令和7年3月28日、ミャンマー中部でマグニチュード7.7規模の地震が発生し、人的被害や家屋の倒壊など甚大な被害が発生しました。コープこうべでは、「ミャンマー地震緊急募金」へのご協力を呼びかけ、組合員の皆様から多くのご厚意をお寄せいただきました。ありがとうございました。

こちらのページでは、お寄せいただいた募金の寄付先・使途についてご報告をしていきます。お寄せいただいた募金は、被災地域のくらしの再建に役立ててもらえるルートを通して活用させていただきます。

下記、拠出先団体の一つであるCODE海外災害援助市民センターのご報告です。


◆ 拠出先団体: CODE海外災害援助市民センター(団体HPはこちら)

◆ 拠出金額 : 1000万円

◆ 使途   :専門家による危険家屋の調査やその修復方法のワークショップ、

       修復に必要な資材の提供や仮設住宅の建設といった住宅再建支援などに活用


【 団体紹介】

KOBE(1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災のすべての被災地を指します)の経験と知見を活かし、幅広い智恵や能力をもつ企業、行政、国際機関、研究機関、NGOなどを含めた市民の集まる場として2002年1月17日にNPO法人として発足したのがCODE海外災害援助市民センターです。CODEは前身となる阪神大震災地元NGO救援連絡会議の時期も含め、これまで様々な救援活動を行ってきました。「最後のひとりまで」の理念を胸に、「寄り添いからつながりへ」人間復興となる救援を実践しています。

【被災地域の状況】(CODE海外災害援助市民センターからのご報告)

依然、状況は厳しく、暑い中未だテントで寝ている方や被害家屋で寝ている方もいらっしゃいます。また、被害の甚大なエリアには支援がありますが、農村などの被害の目立たない小さな地域では支援も行き届いておらず、社会の関心も薄れているのが現状です。
注目の集まった地域は寄付で再建をした人たちもいますが、農村では寄付そのものさえももらっていない人もいます。

私たちは、そのような地域の人たちのために住宅の耐震補強の支援を現地のNGOと協議をし、
現在、詳細な調査を行っていただいています。お預かりしたご寄付は、現地NGOスタッフによる支援活動や耐震補強の資材などの費用に活用していく予定です。

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