やさしさをチカラに
2025.05.22
令和7年3月28日、ミャンマー中部でマグニチュード7.7規模の地震が発生し、人的被害や家屋の倒壊など甚大な被害が出ています。コープこうべ ハート基金運営員会では、支援活動を行っている団体からのヒアリングを元に、拠出の検討を行い、組合員のみなさんからお寄せいただいた募金を、被災地へいち早くお届けしました。
下記、拠出先団体の一つであるPHD協会からの支援活動のご報告です。
◆ 拠出先団体: 公益財団法人 PHD協会(団体HP)
◆ 拠出金額 : 10口100万円
◆ 使途 : 現地調査や支援物資購入費など支援活動に活用
【 団体紹介】
1962年からネパールを中心に約20年間海外で医療活動に従事してきた岩村昇医師が、自らの活動経緯と反省をふまえ、「物」「金」中心の一時的援助を越えた草の根レベルの人材交流・育成を提唱して1981年6月に設立。組織の目的は、アジア・南太平洋地域からの研修生の招聘、研修後のフォローアップを通して、草の根の人々による自立した村づくりと生活向上に協力することです。日本の人々もアジア、南太平洋地域の人々との交流を通して学び、そこから毎日の生活を問い直し、平和(Peace)と健康(Health)を担う人材を育成(Human Development)し、「ともに生きる」社会をめざすことです。
※写真:ミャンマーでの救援物資配布の様子①
※写真:ミャンマーでの救援物資配布の様子②※写真:ミャンマーでの救援物資配布の様子③
コープこうべは、阪神・淡路大震災以降、国内外で発生した自然災害に対して緊急募金を行い、被災地を支援する活動に取り組んできました。しかし、この方法では、現地に届くまでにどうしても時間がかかってしまいます。そこで、国内外で自然災害が発生した場合の迅速な支援を目的として1999年1月に「コープこうべ災害緊急支援基金」を設立し、初期の救援活動を中心に被災者・被災地に必要とされる支援を行っています。
この基金は、毎年1月の集中募金や年間を通じて寄付を募り、組合員の皆さまからお寄せいただいた募金をプールしておき、災害が発生した際に迅速な支援につなげています。
また、コープこうべの組合員で構成される「コープこうべ災害緊急支援基金運営委員会」が運営管理し、自然災害が発生したときに支援について話し合って支援の内容を決めています。
★これまでのハート基金からの拠出先は、こちらからご覧いただけます。