くらしを学ぶ
2024.10.01
8月にコープこうべの店舗や宅配『めーむ』を通して集まった組合員からの「平和のカンパ」。平和への願いがこめられた"カンパ金"を届けに、8月20日~21日、中高生4人を含む8人が、1945年8月6日に原爆が投下された長崎を訪れました。この旅は「平和のカンパ」を活用しています。
長崎原爆病院では、当時の状況や被爆者の今の様子のお話を聞き、昨年寄贈した「平和のカンパ」を利用して購入された「検査用顕微鏡」を見学しました。あわせて、長崎大学核兵器廃絶研究センターの研究員の林田光弘さんなどの案内で、被爆当時の地層や防空壕跡を見学。参加者同士がくっついて目を閉じ、小さく固まって防空壕の中をイメージ。隣の人との距離の近さや暑さに、当時の状況が過酷であったことを感じました。
「原爆を自分事に感じるようになった」「長崎の歴史や地形を知って当時の状況がわかった」「平和の重みをひしひしと感じた」など感想が聞かれました。
後日8月28日に、中高生が事後学習会に参加。神戸新聞社から講師を招き、自分の思いや伝えたいことを記事にまとめ、自分たちだけの新聞を作成。出来上がった新聞は、さまざまな場所で配布予定です。