こんとあき

林明子

コメント

娘と孫、2代にわたってのお気に入りの本です。ぬいぐるみのこんがあきにとって友達であり家族の様な存在で小さな体で困った時は「大丈夫、大丈夫」とあきを励ますところがいじらしいです。おばあちゃんの家迄の旅はあきにとってはらはらドキドキの小さな冒険となり最後は温かな気持ちになります。

(ここ)

生きているぬいぐるみのこんがとてもかわいいです。絵本を開いて、何度もこんとあきと一緒に小さな大冒険をしました。大学生になってから「こんとあきの行った『さきゅう』に行きたい!」と初めて砂丘を訪れたときは、絵本の世界と現実が繋がって感動しました。今は息子を連れて、またこん達と一緒に冒険に出かけています。

(はる)

赤ちゃんの時からそばにいるぬいぐるみとの関係がとても素敵です。

(まるちゃん)

”こん”というきつねのぬいぐるみと、持ち主の”あき”が、ほつれたこんを直してもらうためにおばあちゃんの家に行くお話です。道中いろんなことを対処する2人はとても微笑ましいです。こんはぬいぐるみなのでそれ以上成長できず、あきはどんどん成長していきます。その時しか垣間見れない、そんな2人の成長譚です。

(さらそ)

あきがきつねのぬいぐるみのこんと、おばあちゃんのお家に行くお話です。旅の楽しさ、わくわく感と共に、ハラハラドキドキする場面もあります。起承転結がとてもわかりやすく、楽しく読める本で、また、やわらかい挿絵も良いです。

(ペンギン)

ぬいぐるみのこんと、こどものあきが、ふたりで電車でおばあちゃんの家まで旅する絵本。道中、こんがトラブル続きでボロボロになるので、ハラハラドキドキするのですが、最後はハッピーエンドなので、ホッとします。3歳の娘が何度も何度も読んで!と持ってきます。私も、小さな頃1番のお気に入り絵本でした。

(もちゃん)

いくつになって読んでも、童心に帰れる作品です。ぬいぐるみであるこんとあきの友情に心温まります。絵のタッチもすごく優しく、心に語りかけてくれるようです。殺伐とした昨今に、ぜひ親子で読み語って頂きたい作品です。

(みほ)

絵本を買いたい(コープこうべネットで検索)