わすれられないおくりもの

スーザン・バーレイ

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長老のアナグマに、森の動物たちがいろいろな悩みや問題を相談します。みんなが慕っていたアナグマは死んでしまい悲しみに沈みますが、教えてくれた知恵の中に、アナグマが生きていることに気付きます。人は亡くなっても心の中に生き続けることを教えてくれます。

(ブック・フィールド)

アナグマとの生前の思い出、モグラ、カエル・キツネ・うさぎの奥さんとのつながりが残された人(動物)たちの応援や生きていく力強さにもつながっている。一人一人とのやりとりがやさしく、確かに読む人に伝わり、あたたかなすがすがしい気持ちに。友人の大切さ、素晴らしさを教えてくれる一冊。こんなアナグマさん素敵です。

(あられちゃん)

皆から尊敬され慕われてアナグマが死んでしまった。残された友達は悲しみにくれるがやがて、アナグマが教えてくれたたくさんの生きていく知恵に気づいていく。死の悲しみを乗り越え、友とどう向き合うか、思いを伝えるか、静かで優しい文章と絵の中に詰まっていて、何度もささえられた絵本です。大人の方にもぜひ触れてほしい作品です。

(ひー)

絵本を買いたい(コープこうべネットで検索)