兵庫駅南公園「こどもフェスタ」レポート

酷暑に負けず盛り上がり!
コープ兵庫がこどもフェスタに初参加!

兵庫駅南公園「こどもフェスタ」にコープ兵庫が初出展。
インターンシップの学生が取材しました。

8月26日、兵庫駅南公園でこどもフェスタが開催されました。当日は朝から猛烈な暑さ。イベント開始10分前には、多くの人が首にタオルを巻き、額の汗を拭いながら忙しく出展の準備をしていました。コープこうべが出展するのは、パン・ジュース、わたがし、ポップコーンなどのお店。理事の成宮順子さんによると、大きな組合員活動は年7回あり、地域での交流を深めるために開催しているそうです。「このイベントへの参加は初めてなので、ドキドキしています。企画から運営まで、すべて組合員同士で準備してきました」と話していました。

パンのお店では、サンライズ、神戸ハイカラメロンパン、食パンなどのコープこうべオリジナルのパンを2種類ずつ1セット100円で販売。2袋、3袋と買っていく人もいて、次々と売れていました。パンの袋詰めをしていた男性は「普段、自分が食べているものを食べてもらえるのはうれしい。早いペースで売れているので、すぐに売り切れそうだ」と笑顔で話していました。

組合員歴50年という女性に「なぜ、組合員活動を始められたのですか?」と尋ねると「阪神淡路大震災がきっかけでした。震災時に物資の支給をコープがしてくれたことが強く記憶に残っていて、定年後は自分も一緒に活動したいなと思いました。今日はとても暑いけれど、みんなと参加するからこそやりがいがある」と答えてくれました。

他にも、「自分が住んでいる地域で、このようなイベントに参加できてうれしい」という声を聞きました。地域の結びつき、社会課題などに“一歩早く取り組んでいる”という組合員活動は、「自主・自発」に行われています。今回も、年齢や性別を越えて、みんなで話し合いながら準備をすすめてきたそうです。

編集後記

取材する前は、上手く質問できるかな、じゃまにならないかな、と緊張しましたが、組合員のみなさんがていねいに答えてくださって、すぐに緊張がほぐれました。話の内容を忘れないようにメモを取っていると、「ゆっくり話そうか?」と私に合わせてゆっくり話していただいた時も、うれしかったです。
「組合員活動のどこが好きですか?」と質問すると、「活動のこんなところがおもしろいよ」「最近、みんなとここへ勉強しに行ったよ」とすぐに答えてくださいました。他の人も呼んでくれて話がどんどん膨らみました。
今回のようなイベントに参加することで、準備や運営を通して組合員同士の仲がさらに深まり、地域も盛り上げられるんだなということを学びました。貴重な体験ができました。取材に協力してくださったみなさん、ありがとうございました。

おまけの話 ~その1~
カレーのブースに行列ができていたので、「おいしいカレーにするために何か工夫していることはありますか?」と聞いてみたところ、「お肉を柔らかくするために紫たまねぎを入れています」と答えてくれました。

おまけの話 ~その2~
「メロンパン」と言われて頭に浮かぶのは、丸形で外側の固い部分に砂糖がまぶされているものです。ですが、コープこうべではそれを「サンライズ」と呼ぶそうです。コープこうべの「メロンパン」は、アーモンド形でしっとりした食感。今まで気にしたことがなかったので、勉強になりました。


高澤尚揮さん